プロプレイヤー紹介

【Theo Croker】繊細で力強い音で魅了する若手プレイヤー

はじめに。


こんにちは、けんちゃんです。

冬も本格的になり、寒い時期が続いていますね。
天気は良いので外に出ると空気は良い感じなのがまだ救い。

だけど年末は物凄い寒波が来るみたいなので、
家でゆっくり過ごすことになりそうです。

今回はゆっくり過ごす時に聴ける、
暖かくて心地よい音楽を聴きましょう!

今回は、Theo Crocker(シオ・クロッカー)を紹介します。

Theo Crocker(シオ・クロッカー) について


ここでは簡単な経歴をまとめておきます。

1985年にアメリカ合衆国、フロリダ州のリーズバーグ出身。
グラミー賞受賞者でもある伝説的トランペッター、ドック・チーザム(Doc Cheatham)の孫として生まれ、オベリン大学を卒業後、ニューヨークに移住。

ドック・チーザム(Doc Cheatham)の演奏


演奏の機会を求めて、中国の上海に移住。7年間過ごした後に再度アメリカに帰国し、活動を続けています。


彼を知る上でみていただきたいインタビュー記事があります。

それがこちら。
Interview #195 Theo Croker シオ・クローカー

『Star People Nation』の発売記念ツアーでボストンを訪れた際の2019年10月5日に投稿されたインタビュー記事です。

人柄が伝わるインタビューで、どんな思考で音楽に向き合っているのか?
の一端を知ることができます。


わたしが印象的だった会話があったので、紹介します。

Q:あなたの最初のアルバム、『The Fundamentals』は、あなたが20歳の時の作品ですね。あなたは最初からオリジナル作品にフォーカスを当てていましたね。オリジナル作品で世に受け入れられようというのは大変困難な道だと思います。


A:自分が自分を受け入れられる限り、世に受け入れられるとかはどうでもいいことだよ。

Q:聴衆がいないと苦しくないですか?

A:ぼくを聴きにくる聴衆の数はぼくが望むよりはるかに少ないよ。でも前進するしかないんだよ。聴衆が少ないからと言って創作活動をやめるわけには行かないんだよ。


クリエイターとしての強い姿勢・信念が垣間見れて、
かっこいいなと一気にファンになりました!

Theo Crocker(シオ・クロッカー)の名演奏


彼のファンになったきっかけは、このRoy Allenの演奏です。

Roy Hargroveのファンなので、彼の名曲であるRoy Allenの演奏をyoutubeで探してたところ、見つけました。

彼の演奏姿がめっちゃくちゃカッコよく、
何よりも音色の繊細さに心を掴まれました…



柔らかい音色。
繊細な音捌き。


私の好みのど真ん中な演奏でした。
是非聴いてみてください!

Roy Allen




Roy Allenを紹介するので、本家含めて
オススメの演奏も紹介しますね。


Roy Allenの他アーティストVer

Roy Hargrove

本家、Roy Hargroveの演奏です。
ビックバンドバージョンを貼りました。

この当時、25歳らしいです。信じられない。。。

入りのベースから、ゆったりとしているんだけど、
音が詰まっていて、前に前にドライブさせられるようなリズム。

このアレンジでビックバンド演奏したことありますが
最高にかっこよくてまたやりたい曲の一つです。

Roy Hargroveについて記事も書いてますので
興味があればそちらも是非みてみてください!

Kuroda Takuya


こちらは黒田卓也さんの演奏です。

黒田さんは、日本人で初めてBlue Noteレーベルと契約した、
ニューヨークで活躍中のトランペッターです。(今度、記事を作成させていただこうと思ってます)

余談ですが、黒田さんが2020年の6月から「黒田卓也のTIMEOUT」というラジオ放送をyoutubeに定期的に更新されてます。

一回、大学時代に所属していたビックバンドに黒田さんがきて
バンドメンバー全員と一緒にご飯行ったことがあるのですが、
めちゃくちゃ話が面白くて、明るくフランクな方でした笑

そんな黒田さんの魅力がつまった放送でして、
とにかく面白いです笑
ニューヨーク時代のこととか、楽器の頃、ライブのこととかも話しているのでみてみてください!

TIMEOUTの1話載せておきます!

Suzuki Yutaro


こちらは私の大学の先輩である、鈴木雄太郎さんの演奏です!

リモートで出身である新潟のメンバーと演奏している動画なのですが
とんでもなくカッコ良いので、是非聴いて欲しいです!

アレンジはTheo Crokerのものをもとにしているみたいです。
動画作り含めて、細部まで拘って作られてます。

大学時代からずっと憧れの先輩でして、
今も社会人で仕事をしながら精力的に演奏活動を続けています。


ライブも積極的に続けているので、是非足を運んでみてください!
twitterで情報キャッチできます!



Impressions


Theo Crocker(シオ・クロッカー)のImpressionsでのソロ演奏です!

音色も魅力で好きになったのですが、
彼が生み出すフレーズの推進性、リズムを作り出して
心地よく前に音楽を進めていくアドリブの魅力がよく伝わる演奏です。


低音の響き、音の使い方が本当に好みのど真ん中です。
フレーズが滑らかすぎて、難しく聞こえないのもすごい。。。

Naima


こちらは、ジャズ・スタンダードの一つであるNaimaの演奏です。
彼の音色の魅力を最大限楽しめる素晴らしい演奏になってます!

Transcend


ずっとアレンジばかり紹介していたので、
最後に彼のオリジナル曲、Transcendを紹介します。


これを知ったきっかけは、冒頭に紹介したインタビュー記事を書かれているヒロ ホンシュクさんが書かれている楽曲解説で紹介されているのをみて知りました。

詳細は素晴らしい解説をされているので、是非大元の記事をみていただきたいです!

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #26 Theo Croker <Transcend>


リズムセクション含め、全員めちゃくちゃかっこいい演奏になっています。

私はジャズの分析などには疎いんですが、解説をみたうえでこの演奏を聴くと、
グルーブ感やリズムによるワクワク感がどうして生まれてくるのか?が少しわかった気がして、より楽しさが増えました笑

最後に。

今回は、現代の若手でも大注目なTheo Crocker(シオ・クロッカー)を紹介しました。


まだまだ彼を知ったばかりで私自身、魅力を伝え切れた自信はないのですが、素晴らしい演奏を知るきっかけになれば幸いです。


やっぱりトランペットは素晴らしいですね!
記事を書きながら、音楽に触れていると改めて強く思います。


これからもトラ道として活動を続ける中で、
紹介したいプレイヤーをまとめて記事にしていきたいと思いますので
引き続きどうぞよろしくお願いします!


では!

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