もくじ
はじめに。
こんにちは、けんちゃんです。
今回はクラシック界の伝説的なプレイヤー、Ryan Anthony(ライアン・アンソニー)を紹介します。
Canadian Brassやダラス交響楽団の主席奏者として活躍しており、日本でも多くのファンがいる素晴らしいプレイヤーです。
2020年6月23日。
8年にも渡る闘病の末、多くの方に惜しまれてお亡くなりになってしまいました。
ですが、彼の素晴らしい演奏は今でも聴くことができます。
彼の魅力は何と言ってもその音色。
特に、ピッコロトランペットの音は神々しく、心が洗われます。。。
輝かしく力強い音で魅了する彼の音を是非楽しんで頂きたいです。
・ピッコロトランペットの神々しい音の響きを楽しみたい!
・クラシカルな美しい音で心を洗いたい!
・人生に立ち向かった、勇気ある演奏者から音楽に向き合う気持ちを感じたい!
の方にオススメです。
ではどうぞ!
Ryan Anthony(ライアン・アンソニー)の名演奏
Penny Lane – Canadian Brass
最初に紹介したいのは、Canadian Brassの演奏で「Penny Lane」です。
ピッコロトランペットが2人いますが、右の方がRyan Anthonyさんです。
どちらも美しい音を出しますが、Anthonyさんは力強く会場に響き渡る神々しい響きを感じさせてくれます。
Amazing Grace
次に紹介するのは、名曲「Amazing Grace」の演奏です。
朗々と響く中低音はホルンなのか?と思わされるほど豊かで、高音は輝かしく伸びる美しい音。
この演奏を聴いた時、本当に天才は存在するんだと実感させられました。トランペットはこういう音も出せるんです。
音で感情に訴えかけられる表現。
それを存分に体感できる演奏になっています。
美しすぎて、涙が自然と出てくる。
本当に素晴らしい演奏です。
Gabriel’s Oboe
最後に紹介するのは、「Gabriel’s Oboe」です。
この曲は1986年のローランド・ジョッフェ監督の作品『ミッション』のメインテーマです。
イタリアの作曲家エンニオ・モリコーネが作曲し、アカデミー賞のベストオリジナルスコアにもノミネートされています。
このyoutubeの動画は、Ryan Anthonyさんの晩年のもので、アンコールとして演奏されたものです。
Ryan Anthonyさんは2012年に多発性骨髄腫と診断され、約8年間、闘病の末にこの世を去りました。
2014年に自らの名前を冠した非営利団体The Ryan Anthony Foundationを設立し、「Cancer Blows」という世界中のトランペット演奏者による音楽イベントを通じて、血液がんと多発性骨髄腫に焦点を当てたがんの研究の発展に向けて啓蒙活動と資金集めを行っていました。
難病に戦い抜いただけではなく、後世の同じ病気で苦しむ方を減らすために財団を設立し、勇気を持って人生に立ち向かっていく彼。
そんな彼の晩年のこの演奏は、本当に感動的で人間の力強さを感じさせられます。
健康に音楽ができること。
それがあるだけで、本当に幸せなことなんだなと改めて思いました。
最後に。
今回はクラシック界の伝説的なプレイヤー、Ryan Anthony(ライアン・アンソニー)を紹介しました。
一流のクラシックプレイヤーとして、沢山の素晴らしい演奏を残してきた彼。
特に私は彼のピッコロの演奏は、大きく心動かさせる本当に美しい音で大好きです。
輝かしく美しい音を是非楽しんでください。
ありがとうございました!
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