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吹奏楽から学んだ、「音色」の楽しみ方

はじめに。


こんにちは!けんちゃんです。

今回は「吹奏楽」から学んだ、「音色」の楽しみ方という話を書いていきます。

私のトランペットとの出会いは、高校の吹奏楽部です。
当時の私はトランペットにも夢中でしたが、
なによりも「吹奏楽」という音楽ジャンルに心酔仕切ってました笑


先輩に色んな音源をもらったり、高校の最寄駅の楽器屋さんに通って安く売られているCD買いまくったり。

途中からはそれらだけで飽き足らず、Youtubeから音源のみダウンロードできるサイトを使って、「吹奏楽」となのつくものは全てipodに入れ込んでずーっと聴いてました。


この時に出会った音楽たちの影響はすごく受けていて、特に様々な楽器が持つ「音色」の素晴らしさを知ることができました。


この「音色」に焦点を当てて、
過去の吹奏楽の名曲で私がオススメ!という曲と合わせて、様々な楽器が持つ音の魅力を紹介出来たらと思ってます。


同じトランペッターの音楽だけではなく、他の楽器が持つ音にも自分自身が作り出したい音色のアイデアは眠っています。


是非参考になったら嬉しいです。
では、どうぞ!

「音色」が魅力的な楽曲たち

コーラル・ブルー


最初に紹介したいのは、この曲。
「コーラル・ブルー」です。

宝島の編曲でおなじみの真島俊夫さんが作曲された1991年のコンクール課題曲です。


最初の木管の響きの美しいベルトーンから優しく始まり、中間部からは疾走感あふれるリズムでそれぞれの楽器の煌びやかな音が輝き、力強いアンサンブルでフィナーレを迎えます。

4:31ほどの曲なんですが、聴きごたえは時間以上に感じられる吹奏楽の名曲の一つです。

とにかく最初の木管の美しい響きもそうですが、
フィナーレの金管のアンサンブルとそれに対比する、木管の連符が連なる力強いフレーズの掛け合い。


ここは何度聴いても、心臓がずしーん!と響くような感動を受けます。こういう力強い音を出したい!とモチベーションが高くなる楽曲だなと思います。

ヴァニタス


この楽曲は、私が高校1年生の頃。

大学吹奏楽の強豪校、神奈川大学がコンクール自由曲で演奏していた曲です。


県大会が同じ会場で、実際に聴いた時の記憶は今でも覚えています。


最初のバリトンサックスの音から始まり、緊張感あふれるイントロ。

そこから一気に解放に向かって、全楽器が一糸乱れぬアンサンブルで物凄い音圧で圧倒してくる演奏。


吹奏楽の醍醐味はここなんですよね。。。


音の響き。地鳴りのような低音。
緊張感を掻き立てるクラリネットのフレージング。
強烈に印象に残るソロフレーズの数々。


楽器でこんなにも心を動かすことができるのか!
なんて圧の音なんだ!本当に同じ楽器!?


クライマックスに向かう際のホルンの唸るような力強い雄叫び。


ホールで聴いてたんですが、ずーっと前のめりで前の座席にしがみついて聴いてました。笑


音は人の心を動かす。
自分もこんな風に圧があって、力強い音を出したい!と憧れて、そこから大きな音を出しまくる練習をしてました笑

この演奏は現代よりでとっつきにくいかもしれませんが、物凄いかっこいい曲なので是非聴いてみてください。

低音の力強さがすごく感じられる名曲です。

科戸の鵲巣


吹奏楽好きなら一度は聴いたことがあるかも?

次に紹介するのは「科戸の鵲巣」という曲です。
読み方は「シナトのジャクソウ」です。

吹奏楽のための祝典序曲らしいのですが、難易度は高くコンクールの常連校が自由曲に選んで全国で演奏していることが多いです。


最初の音作りが私は大好きなんですよ・・・


トランペットをファンファーレで使うパートと、鳥の鳴き声を真似しているのか、ストレートミュートで「タタタター」と奏でる掛け合いがなんとも幻想的。


トランペットの技量はめちゃくちゃ必要な楽曲です。笑


徐々に緊張感をあげまくった先。
2:20~からガラリと空気が変わります。


木管がベンドしながら、鳥の鳴き声のような音を奏でるんですね。


ここら辺の音色は、初めて聴いた時
「木管ってこんなに表情豊かなんだ!」と驚いたのと同時に感動しまくってました笑


フレーズの掛け合いも、一つ一つの楽器が特色ある奏法で緊張感がある幻想的な印象を作り出しています。


トランペット的には、ミュートを使った効果音で曲の緊張感を引き立てることに大きく貢献しています。

やっぱトランペットはいい仕事をしますね笑


緊張感マックスで迎える最後。
8:38~のフィナーレはすごくジブリっぽさを感じます笑


急に開けた感じの開放感あるアンサンブルになります。
裏でずっとなっているスネアドラムが、いい味を出しているんです。


最初から最後まで音の宝庫です。
ちょっと11分と眺めですが、是非聴いてみてください!

紺碧の波涛


最後に紹介するのは、コンクール常連校「千葉県立幕張総合高等学校」の「紺碧の波涛」です。

この演奏は、高校時代ものすごく衝撃を受けました。
なんでかわからないんですが、最初っから最後まで聴いている時ずーっと泣きまくった記憶があります笑

なんでだったか忘れましたが笑


とにかく、無駄がない。
この一回の演奏に物凄く熱いストーリーを感じます。
この演奏は本当に素晴らしすぎる。


コンクールで色んな名演と呼ばれるものがありますが、私はこの演奏が一番好きかもしれません。


この千葉県立幕張総合高等学校が面白いのは、吹奏楽部ではなくて「シンフォニック・オーケストラ部」なんです。

確か所さんの吹奏楽の旅で紹介されていて、ストリングスと同じ部活で音楽を作っているんです。
(もちろん、コンクールは吹奏楽のみですが)


クラシックという音楽は、吹奏楽に比べて格段に楽器の能力が必要になります。
数が少ない上に、管弦楽の中で存在感を出しながらソロ的なフレーズやフレージングを奏でる。

自らがこの大きな集団の中で、どうやって効果的に音を作り出すのか?を徹底的に考えさせられる音楽だといえます。

そんなクラシックの音楽と活動をしてきている学校だからこそ、これだけ一つ一つの音がはっきりと存在感を持ちながらも力強い一本の流れのように聴ける後世に残る「名演」になったのだと思います。


これが高校生の演奏なのだから、恐ろしいレベルです。。。


今振り返ると、大学でクラシック(西洋音楽史)を学ぶきっかけになったのは、この学校の演奏をきっかけに管弦楽の響きに興味をもったからだったのかもなあと思いました。笑


吹奏楽は本当に色んな音との出会い、音色の可能性を見せてくれます。

最後に~クラシック・ジャズの架け橋となってくれたのは「吹奏楽」~


いかがだったでしょうか?


今回は吹奏楽といっても王道でもなんでもなく、
私自身が大きく影響を受けてきた私にとっての「名曲・名演」を紹介させていただきました。


「音色」という切り口でみていくと、吹奏楽は本当に色んな音楽につながっていくきっかけを生み出してくれました。


記事で紹介したような現代的な音楽は、私が大学でどハマりしたContemporary Jazzと呼ばれる、New Yorkを中心とした現代的なジャズに興味を持つきっかけになったし、
大学で美学という学問から西洋音楽史を学び、ブラームスやモーツァルト、ベートーヴェンなどのクラシックを学ぶきっかけにもなりました。


こういう音世界を楽しみたい!
自分自身が作り出したい!というものは、こういう吹奏楽で出会った「音色」が入り口となって自分の音楽を作り出してくれているんだなと改めて感じました。


今回紹介した曲を聴いたことがなかったら是非聴いてみてください。
必ず新しい発見があると思います。


今後、何回か「音色」を切り口として様々なジャンルの音楽を紹介していくので、今後ともよろしくお願いします!


ありがとうございました!

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