もくじ
偶然見かけたツイートからの出会い
こんにちは!
けんちゃんです。
私事ですが、
最近、Twitterに自分が好きだった音楽をツイートするようにしています。
たまたま出会った音楽がきっかけで、今まで知らなかったプレイヤーや音楽を聴くようになるかもしれないからです。
なので、私がきっかけで少しでも良い音楽に出会って何かが良い変化が起きるきっかけになったら嬉しいなと思っています。
そう思ったきっかけは、私自身が最近そういった経験をしたというのもあります笑
最近、プロトランペッターの菊田邦裕さんの以下のツイートで私がすごく好きな演奏をするプレイヤーに出会いました。
菊田邦裕さんはこちらの記事で紹介しています!
知らなかったプレイヤーだったので、菊田さんに質問して知ることができたのが今回紹介するGiveton Gelin(ギブトン・ジェリン)です!
(なんとまだ22歳! 年上かと思っていただけにびっくり!)
このツイートを知ったことをきっかけとして、
彼の演奏をひたすら先週聴き続けていました笑
なんと、彼は世界的に有名なプレイヤー、Roy Hargrove(ロイ・ハーグローブ)の弟子だったようです。
彼のQuintetの構成も、RoyのQuintetと同じ構成(フロントがアルトサックス)なのもその影響があるのかなと思いました。
Roy Hargrove(ロイ・ハーグローブ)についてはこちらの記事で紹介しています!
まだまだ彼のファンになったばかりのにわかですが、
彼の演奏でとても好きなものを紹介していきます!
Giveton Gelinの名演奏
The Worshipper
イントロから一気に掴まれました。。。
すごく現代的な響きで、
フロントがトランペットとアルトサックスの2管なのですが
そのハーモニーと響きがとっても優しく美しい。
どこか懐かしさとなぜか寂しさを感じる響き。
散歩しながら聴いていたんですが、繰り返しにして聴き入りました。
アルトサックスのImmanuel Wilkinsのソロも素晴らしい!
Inner perception
アルバムのThe Interludeで心を掴まれた後に流れてくるのが、Inner perception。
力強くキレの良いフレージング。
Alto SaxのImmanuel Wilkinsのソロも激アツ!
自分の全てをさらけ出して音楽にぶつかっていくような熱量。
9:22と1曲としては長めの曲ですが、世界観に没頭しあっという間に過ぎ去っていきます。
Givetonの一つ一つのフレーズの中の音の表情も素晴らしい!
最高の演奏です。
上記で紹介したのはCDのものですが、こちらはライブ版です!
Givetonはスイスの金管楽器メーカー、Spiri(スピリ)社のda capoのトランペットを愛器としているようです。
このda capoという楽器は面白くて、
ベルがカーボン製になっています。
ダークな音の響きが出る楽器のようで、師匠のRoy hargroveも一時期吹いていた気がしており、もしかしたら譲り受けた楽器かもしれないですね。(詳しいことを知っている方がいたら教えていただけるとうれしいです!)
What Will I do
このアルバムで一番好きな曲、
What I Will doです。
バラードで、Inner perceptionの激アツな感じとは打って変わって
大人な響きと歌心で魅了する楽曲になっています。
Givetonのテーマ演奏の音色!
こんなに表情変えられるものでしょうか?
本当に美しく、暖かい音…
大好きすぎて、何回もリピートして聴いています。
一つ一つの音がまっすぐと真摯に語りかけてくるようで、
私が実現したい表現に近く、大変参考になると同時に刺激を受けます。
こちらはWhat I Will doのライブ版!
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Splendid Wonders
最後に紹介するのは、Splendid Wondersです!
とにかく最初の数十秒でいいので聴いてほしい。
クインテットか?と思わされるくらい、響きが重厚で
一気に心を掴まれます。
バラードチックな響きも持ちつつも、終盤に向かってバンドが力強くエネルギーを解放していくとっても熱い曲です!
大学時代に触れた現代的なビックバンド曲の響きを感じます。
どこか懐かしさというか、
心に残る音色とハーモニーでくせになります。
是非聴いてもらいたい曲です!
寝る前に聴くと、眠れなくなるので注意です!
こちらはSplendid Wondersのライブバージョンです!
本当に素晴らしい演奏にすぐ出会える今の時代は幸福です…
終わりに。
今回紹介するGiveton Gelin(ギブトン・ジェリン)しました!
彼に出会うことができて本当によかったです!
よりトランペットの魅力にどっぷりはまる機会になりました。
世界は本当に広い。
これだけ、素晴らしい演奏家に簡単に国境を越えて出会える機会があるのは改めて本当に幸運なことだなと感じています。
自分ができることは、
こういった形で一つの記事やツイートで発信し、
自分と同じように、ふとした偶然の出会いから
素晴らしい音楽の出会いのきっかけを生み出すことだと考えてます。
まだまだ影響力がないトラ道ですが、
地道に積み上げて、よりトランペットを盛り上げていけるように
頑張っていこうと改めて思いました。
これからも頑張ります!
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