もくじ
ハードボイルドなサウンド、フレーズ。ジャズトランペットの歴史に名を残す伝説的プレイヤー
今回紹介するのは、Woody Shaw(ウディ・ショウ)さんです!
1944年、アメリカ、ニュージャージー州出身。
1960年代後半から70年代にかけて、Freddie Hubberd(フレディ・ハバード)さんと並ぶ実力派として注目され、数々の名作を残しました。
(彼と2ホーンの作品も多く、どちらも味あるプレイで魅了してくれます!)
複雑にも聞こえるが切れのある存在感あるフレージング。
全盛期の1970年代、多くのミュージシャンはフュージョンブームの中でも、伝統的なスタイルを根ざした熱いジャズプレイで魅了した偉大なプレイヤーです。
Woody Shaw(ウディ・ショウ)さんの名演奏 3選
※Freddie Hubberd(フレディ・ハバード)さんとのDouble Takeが有名で名演も数々ありますがソロ演奏に焦点を当てるために今回は除きました。(動画保管庫にはあるので、そちらから聴いてみてください!)
Love Dance
朗々と、そして美しく歌い上げるソロ。
はじまりから終わりまで、一つ一つの音が紡がれるプロセスにただただ惹きつけられます。
彼のソロの後、バンドが大きくエネルギーを得てギアが上がったような響きになるのもとても好き。最高の演奏の一つです!
Sweet Love of Mine
イントロから彼の安定感ある、美しいフレージングを楽しめます。 音の羅列が本当に輝いています… 存在感あふれる演奏。 ハードボイルドさ全開の大人な音楽です。
There will Never Be Another You
最後はこちら!
この楽曲は多くの素晴らしいトランペット奏者が名演を残していますが、Woody Shawさんの演奏も唯一無二の素晴らしいものになっています。
まっすぐにどっしりと構えられた軸を感じる、重厚なサウンドです。
以下はソロを譜面に起こして紹介してくれている動画です! こちらも是非参考にしてみてください!
Woody Shaw(ウディ・ショウ)さんの解説コンテンツ
こちらはWoody Shaw 演奏スタイルについて解説している動画です(英語)
実際のエクササイズも紹介されています。(難易度は高いかも)
私もまだ手をつけられる領域ではないのですが、今後内容を翻訳等して記事にするかもしれません。
こちらは彼の作品を紹介した記事です。 素晴らしい解説をされているので、こちらも是非ご覧ください!