プロプレイヤー紹介

【Tony Glausi】NewYorkで活躍する、若手イケメン実力派プレイヤー

はじめに。

こんにちは、けんちゃんです。

私は暖かく柔らかい音が大好きです。
Chris Botti(クリス・ボッティ)のような遠くまで届くけれど、暖かい気持ちになる音を目指しています。

そんな私が最近、好きな音を奏でる素晴らしいPlyayerを見つけました。
1995年生まれ、まだ25歳という若手のJazz Trumpet奏者、
Tony Glausi(トニー・グラウシ)です。

正統派のイケメンで、素晴らしい音色で演奏をしている彼を今回は紹介していきます。

Tony Glausi(トニー・グラウシ)


Tony Glausi(トニー・グラウシ)は、現在New Yorkで国際的に活躍するTrumpet奏者です。

アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドの音楽家に生まれました。
幼少期から音楽に触れる環境の中6歳からピアノを学び、10歳でトランペットに出会いました。

Jazz作曲を学ぶためにオレゴン大学に進学しています。
2014年にはOregon Jazz Ensembleというバンドで、有名なJazzフェスであるMontreux Jazz FestivalとUmbria Jazz、そしてJazz à Vienneにて演奏をしています。

2015年からは彼が率いるQuintetを立ち上げ、自身の作曲した曲の演奏など精力的に活動し、同年にはデビューアルバムである「Identity Crisis 」をリリースしています。

彼の確かな技術は、数あるコンテストでの実績にも現れています。

2014年には「Jazz Division of the National Trumpet Competition」にて最優秀賞を受賞、
2017年には「Carmine Caruso International Jazz Solo Competition」と「ITG International Trumpet Competition」でも最優秀賞を受賞しており、彼の実力は確かだと評価されています。
(YouTubeにこのCompetitionの演奏がありました(下の動画)。ジャズのコンテストって中々見ることないのですが、こうやるんだなー、とも実感できるのでオススメの演奏です。)

Carmine Caruso International Jazz Trumpet Solo Competition 2017での演奏


まだ25歳という、キャリアとしてこれからの素晴らしいプレイヤーです。
(同世代でこんなに素晴らしい人がいるんだというのに凄く刺激を受けています・・・)

そんな彼の素晴らしい演奏を紹介していきます!

Tony Glausi(トニー・グラウシ)の演奏

There will never be another you


「すんごいイケメンだ。。。けど、知らないプレイヤーだなー」

と、適当に作業用として流して聞いていたのですが、素晴らしい音色と曲の魅力にあっという間に引き込まれてしまいました。。。

彼はyoutubeチャンネルを定期的に更新しているので、是非今回紹介していないものも覗いてみてください!

Tony Glausi 

彼との出会いは、YouTubeの関連動画でたまたま流れてきた「There will never be another you」の演奏です。

落ち着いたテンポでシンプルなフレージングの曲に仕上がっています。

どことなく哀愁がありつつもも明るい調で奏でられているので、爽やかな気分を感じさせてくれる素晴らしい演奏です。

何よりテーマのフレーズの演奏の仕方が抜群にカッコ良いです。。。
シンプルな音運びですが、唯一無二感を感じる真似したい演奏です。

There Will Never Be Another You – Tony Glausi, Chris McCarthy, Dan Pappalardo, Peter Manheim

On Green Dolphin Street 


次に紹介したいのは、ジャズ・スタンダートの1曲である「On Green Dolphin Street」をJay ThomasというプレイヤーとFlugelhornでデュエットしている演奏です。

これやってみたい!と思わされた演奏です。笑

Trumpetでも素晴らしい音色ですが、Flugelhornも芯があるのびやかな暖かい音色をしています。

Trumpet/Flugelhornはリード楽器でコードトーンを吹くのとは無縁の楽器なのかなと思っていたものですが、こういう演奏も素晴らしいものですね。

もっといろいろできるんだなと、凄く可能性を感じさせられました。

On Green Dolphin Street – Jay Thomas & Tony Glausi

Caravan


最後に紹介するのは、圧巻の演奏をしている「Caravan」を紹介します。

彼の演奏の中で、度肝を抜かれた演奏です。。。
Pianoとベース、ドラムとTrumpetという極めてシンプルなバンド形式にも関わらず、彼が音楽を支配して前進させていくエネルギーは、それ以上の大きさを感じさせられます。

フレージングもそうですが、一つ一つのニュアンスに色があって緩急の付け方に高度な技術力を感じさせられます。
本当に大好きな演奏です。。。これぐらい吹けるようになりたい。。。

Tony Glausi – Live @ Dazz Club

最後に。


いかがでしたでしょうか?

今回は、最近出会ってハマりだしたTony Glausi(トニー・グラウシ)を紹介しました。まだ25歳という年齢のため、今後もより素晴らしい作品を世の中に出していくと思います。

正統派の演奏で現代にJazzに魅力を伝える素晴らしいプレイヤーです。
これをきっかけに新しい表現や音色の研究につながれば幸いです。

ありがとうございました。

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  1. […] 最後に紹介するのは、彼のQuintetでの演奏です。Tony Glausiの時も紹介しましたが、Caravanは露骨に技術力とその人の演奏の色がよく分かるなあと思います。フレーズの滑らかさ・音運び・展開、全て彼の演奏に惹きこまれあっという間に聴き切ってしまう魅力を持っています。伸びのあるハイノートを要所要所に効果的に使っているところも、バランスよく感じます。なぜ、こんなに美しい音が出せるのか???是非、Tony Glausiの演奏と比較して聴いてみてください!どちらも本当に素晴らしい演奏です! […]

  2. […] 最後に紹介するのは、彼のQuintetでの演奏です。Tony Glausiの時も紹介しましたが、Caravanは露骨に技術力とその人の演奏の色がよく分かるなあと思います。フレーズの滑らかさ・音運び・展開、どれをとっても演奏に惹きこまれ、あっという間に聴き切ってしまう魅力を持っています。伸びのあるハイノートを要所要所に効果的に使っているところも、バランスよく感じます。なぜ、こんなに美しい音が出せるのか???是非、Tony Glausiの演奏と比較して聴いてみてください!どちらも本当に素晴らしい演奏です! […]

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