もくじ
是非その音に触れて欲しいトランペッター
こんにちは! けんちゃんです。
今回の記事では、私がどうしてもその音に触れて欲しい王道のトランペッターを5名紹介していきます! 王道とはなんぞやとなりそうですが、世界的に有名で多くの人々に影響を与えてきた素晴らしい方々をまとめました。
まだ聴いたことがない人がいたら、是非その演奏に触れてみてください!
※JAZZ界のレジェンド的存在である、Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)・ Dizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)・Miles Davis(マイルス・デイヴィス)などは別枠でまた王道シリーズとしてまとめようと思っています!
Wynton Marsalis(ウィントン・マルサリス)
最初に紹介するのは、生きる伝説。 世界随一のトランペッター、Wynton Marsalis(ウィントン・マルサリス)です。
現存するトランペッターの中で、世界でみた場合最も有名なプレイヤーなのではないでしょうか? 主に活動シーンとしてはジャズの割合が大きい方ですが、クラシックであっても一流の演奏もできる技術で世界最高峰のお方です。
2019年には23年ぶりに来日をし、1800名のホールをすぐに満員にしていたのを記憶しています。(仕事で聴きに行けなかったのが本当に悔やまれます…)
ジャズとクラシックの世界それぞれで一流と評価されているプレイヤーはほとんどいません。 トランペットという楽器が持つ可能性を最前線で広げ続け、その魅力を最大限に伝えています。
私が彼の演奏で好きなものを紹介します。
Clifford Brown(クリフォード・ブラウン)
次に紹介するのは、Clifford Brown(クリフォード・ブラウン)です。 彼が活動していたのは1950年代。約70年も前です。それもプロ活動としては10年も満たないほどのキャリアの中で、不運にも交通事故でこの世を去ってしまった方。
ですが、彼の残した演奏は後世の数々のプレイヤーに多大なる影響を与え続けてきました。それもトランペットだけでない楽器のプレイヤー含む、多くの人がその演奏から感銘を受けています。
私自身、彼の演奏を収録した1枚のCDに出会ったことでトランペットがより好きになり、ジャズという世界に出会い、今も成長したいと思えるきっかけになりました。
是非聴いて欲しい3つの演奏をここでは紹介します!(プレイヤー記事でも紹介しているものになります)
Roy Hargrove(ロイ・ハーグローブ)
次に紹介するのは、Roy Hargrove(ロイ・ハーグローブ)です。
グラミー賞を二度獲得し、ジャズ・トランペッターの王道を突き進みながらもラテン・R&B・Hip Hopなどの音楽を取り込んで最先端の音楽を作り出していたトランペッターです。
悲しいことに49歳という若さで2018年11月2日に心不全でこの世を去ってしまいましたが、彼の音楽は多くの方々に大きな影響を与え、84TH ANNUAL DOWNBEAT READERS POLL WINNERSでトランペット部門に彼が選ばれていました。
彼の存在は音楽シーンにおいてもとっても重要なものでした。 それについての解説は私は詳しくないので、以下の記事などを参考にしてもらえたら良いかなと思います。
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/9835?page=2 https://www.arban-mag.com/article/59527
彼の音楽を一言で言うなら、かっこ良い都会感あるサウンドです。 流れる空気感、音色。シンプルで洗練されたフレーズ。 そして、繊細さと力強さが兼ね備えられた、表現力あふれる魅力的な演奏。
全てがかっこ良い! そのかっこよさが存分に味わえる3曲を選んでみました。
この記事で紹介するものはあえてプレイヤー記事で紹介していないものを選んでみました。プレイヤー記事で紹介している演奏も最高な者ばかりなので、是非覗いてみてください!
Maurice Andre(モーリス・アンドレ)
次に紹介するのは、Maurice Andre(モーリス・アンドレ)です。 クラシック界のトランペット吹きであれば、きっと知らない人はいないと言える神様です! パリ国際音楽コンクール、ジュネーブ国際音楽コンクール、そしてミュンヘン国際音楽コンクールなど名だたるコンクール全て優勝。 1959年には、今は当たり前に存在するピッコロトランペットをSelmer社と共に開発をしました。とにかくすごいお方なのです。
優美で輝かしい音。 暖かく柔らかい心地よい音色。 全てがトランペット吹きの理想と言える存在です。
圧倒的な技術で軽やかに吹ききるその姿はまさに神様! その素晴らしい演奏を楽しめる動画を紹介します。
※この動画は高校の時から聴いていますが、今では230万以上の再生に…!
改めて聴き直しましたが、その美しさに改めて感動しました…
特に3つめのTelemannの音の美しさは絶対味わって欲しいです。
Sergei Nakariakov(セルゲイ・ナカリャコフ)
最後に紹介するのは、Sergei Nakariakov(セルゲイ・ナカリャコフ)です。 現代のクラシック界を代表とするプレイヤーの一人です。
10歳の時に初めてオーケストラと初共演、14時にザルツブルグ音楽祭でデビューを飾っています。幼少時からプロ活動を行い現在では世界的に著名に。 天才トランペッターと言って過言ではないでしょう。
ちょっと下向きに楽器を構えて吹いている姿が特徴的です。 本当にトランペットという楽器を使ってるのか?と驚くような超絶技巧で、後ほど紹介するチェロコンチェルトでの演奏などは衝撃を受けること間違いなしです。
是非、彼の素晴らしい演奏を楽しんでください!
トランペットの世界は素晴らしい!
今回は、コレだけは聴いてほしい! 王道トランペッター5選を紹介しました。 自分の性格がひねくれていて、あまり王道的なプレイヤーのコンテンツなどは他にもあるからとおもって避けちゃう傾向にあるのですが、今回を機にまとめて本当に良かったなと感じています。
今回紹介したプレイヤーの演奏は必ず刺激を受けるに違いありません! 是非、紹介している各プレイヤーの素晴らしい音色・歌い方を楽しんでください。
トランペットの世界は素晴らしい!
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