メンバーの思い

音楽ニートがトラ道に参加したわけ

どうも、最近邦楽ロック・ポップシーンの中でのトランペットの位置づけについて興味を持ち始めた、トラ道のクリエイティブ担当まっつです。

ちなみに邦楽でバンド編成の中にトランペットを組み入れているので有名なのは「くるり」ですね。

個人的には『最後のメリークリスマス』冒頭の郷愁を誘うトランペットが好き。

今回は、人生でトランペットを一度も吹いたことがない自分がなぜトラ道に参加しているのか、そこらへんのお話をしていければと思います。

きっかけは大学時代

そもそも自分が、トラ道の主催者であるけんちゃんと出会ったのは大学時代でした。

当時、外部からいろんな方を講師として迎えて講義をしてもらう、という形式の授業がありました。その授業がかなり面白くて、社会問題(ジェンダー問題や公害病)の当事者の話を実際に聴けるので、正直大学の先生方の授業より刺激的で毎回ワクワクしながら参加していたのを思い出します。

その授業の一環で、ホスピス(ガンなどが原因で死期が近い人たちに穏やかに過ごしてもらうための施設)に見学に行く、というものがあったんですね。

正直、授業の枠外で自分の時間を割いてまで見学に行こう、という人は珍しく、引率の先生含めても5,6人という少人数でした。

その見学のときに出会い、意気投合したのがけんちゃんでした。

ちなみにホスピスの見学は自分の中に「死とはなにか?人はどうそれと向き合っていくべきか?」という問いへの考えを与えてくれたので、個人的にとても貴重な体験だったと思っています。

もしこれを読んでいる方で、これから大学に入るという方、今まさに大学生だという方は、面白そうと思った授業は積極的に参加することをオススメします。潜りでもなんでもいいので。

授業=つまらないもの、低コストで乗り切るものって考え方は、ハッキリ言ってナンセンスだと思ってます。

なんだかんだ言って大学ってのは勉強するための設備と体験機会に一番お金を使ってるので、それを利用しない手はない。

そして、自分にとってのホスピス見学の経験のように、それからの人生にとって価値のある授業がきっと見つかります。

自分自身が見つけようとさえしていれば。

話がそれました。

ともあれ、その日以来けんちゃんと少しずつ仲良くなり、仲間を集めて一緒に読書会を開いたり、いろいろ大学生っぽいことをしました。

でも当時は、彼がトランペットをやっていることすら知らなかったし、もちろん将来こういう形で一緒に活動をともにすることになるとも考えてもいませんでした。

再会と出発

とはいいつつ、大学の終わりごろから社会人生活の最初の頃は、けんちゃんとは疎遠になってました。お互い自分の生活にかかりきりだったわけです。

2年めに入ってしばらくしたころ、けんちゃんのほうから連絡が来て会うことになりました。

そのとき、おそらくふたりとも自分の仕事のことや生活のことでモヤモヤしていた時期で、積もり積もった思いを吐き出すように話したのを覚えています。

それから、何回か定期的に会うようになりました。

「羽田空港から歩いて都心まで帰ってくる。」なんて強行軍を実施したこともありました笑。結局空港から脱出できずに開始30分くらいで電車に乗る、という屈辱を味わいましたが。

その強行軍の中では、お互いの仕事の話や未来の話、理想的な生活の話、好きなことの話なんかで盛り上がりました。歩きながら話すと、自分でも意外なくらい言葉がすっと出てきます。

そうやって話していく中で、お互いの考えていることの周波数が合っていく感じというか、同じ波に一緒に乗っているサーファーの気持ちというか(サーフィンしたことないけど)、そんな共感覚が生まれた気がします。

「こいつとなら、なにか面白いことができるんじゃないか?」

そう思いました。

そんな中で、けんちゃんがやっているトランペッターのためのメディアの話になったのでした。

正直最初は、そこまで興味はありませんでした。なにせ人生で一回もトランペットを吹いたことがなかったですから。

ふーんくらいの感じで聴いていました。

でも、そのメディアを通してけんちゃんが目指していた未来像を聴いていたとき、なぜか自分自身もとてもワクワクしました。

それが、トラ道の理念でもある「トランペットを通じて、だれもが幸福に音楽に関わっていけるような場作り」であり、音楽シーンの歪みを少しでも解決しようとする意志でした。

練習場所がない、指導者がいないから上達しない。

社会人になって忙しい。一緒に演奏する仲間もいないから楽器を続けられない。

そんな現状は、トランペットだけでなくあらゆる楽器においてあります。

自分も、曲がりなりにも音楽シーンに身を置いているので、そのやるせなさが痛いほど共感できました。

トランペットかどうかは、もはや関係ない。というより、これから好きになっていけばいい。

彼が抱いている夢のために、自分にもなにかできることはないだろうか。

そう思いました。

それが、トラ道に参加した一番の理由です。

そして今に至る

その後、けんちゃんの大学時代の楽器仲間だったはらいちもメンバーに加わり3人でトラ道を走らせることになりました。

それからは、試行錯誤の毎日です。

どうしたら、世界中のトランペットを愛する人達が幸福にトランペットと関われるようになるか?トラ道がそのためにできることはなにか?

トランペットと深い関わりがなかった自分だからこそできることはなにか?

常にそれを考えながら、記事を書いたりコンテンツを作ったりしています。

正直、とても楽しいです。トランペットやプレイヤーに詳しくなっていくこともそうですが、なによりトラ道の目指す未来が「楽しいもの・楽しい場所」であるから。

それを一緒に作っていけるということに喜びを感じます。

いつの日か、「トランペットやるならとりあえずトラ道に集まれ!」って言えるくらいの場所になることを目指して。いや、「トランペットやってもやってなくてもいいから、とりあえず来て、楽しいから!」と言えるくらいの場所になることを目指して。

もしまだ読んでない方は、けんちゃんの熱い思いが詰まった、トラ道の理念記事もぜひどうぞ!↓

トラ道の自信作!トランペッター名鑑はこちらからどうぞ!↓

ABOUT ME
マッツ
マッツ
1994年生まれ、26歳。 慶應大文学部卒。大学の同じ学科にてけんちゃんと出会う。 大学卒業後ふつうに就職したものの、ふと思い立って会社を辞め、バンドの道へ。 現在は、2ピースバンド「Lupe」のピアノボーカルとして活動中。

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