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Count Basie, Duke Ellington楽団で大活躍! 歴史を作り出してきたジャズ界の巨匠
今回は、Clark Terry(クラーク・テリー)さんを紹介します。 1920年、アメリカ合衆国ミズーリ州出身。
カウント・ベイシー、デューク・エリントンといった著名なジャズ界の偉人達のバンドに在籍していました。楽団両方の全盛期に在籍した数少ないミュージシャンでした。
後年は自身をホストとするジャズフェスティバルの開催やジャズキャップ等を行い、後進の育成にも力を入れていました。
ジャズでのキャリアは60年以上! 94歳で大往生される晩年期は長く病床についていたようですが、世界中からトランペット奏者が訪れ交流が行われていたようです。 多くの後進にも多大なる影響を与えた、アメリカのジャズ界の偉人です。
そんなTerryさんの名演奏を紹介していきます。
Clark Terry(クラーク・テリー)さんの名演奏
Mumbles
最初に紹介するのはこちら! Terryさんの代表曲の一つ、Mumblesです。 これぞジャズだ!と感じる心地よいswing。 大好きな演奏です!!!
こちらのバージョンも! こっちのスキャットもノリノリで最高です! フリューゲルを逆さまにしたお茶目なソロも、これがミュージシャンだ!といった一流の風格を感じます。
Straight No Chaser
次に紹介するのはジャズスタンダードの一つ、Straight No Chaserです!
一つ一つのフレーズのswing感。 難しさを感じさせない軽やかで美しいフレージング。 一つ一つの音の繋がり。歌い方がとんでもなく素晴らしい…
その後のトロンボーン奏者Bob Brookmeyer(ボブ・ブルックマイヤー)さんのソロもとっても心地よいです!
こちらは譜面と一緒に楽しめる動画です。一緒にどうぞ!
Take The ‘A’ Train
最後はこちらも有名なジャズスタンダードの名曲、Take The ‘A’ Trainの演奏です。
ベースとフリューゲルホルンのデュオでの演奏。 二人がお互いを尊重し、向かいながら笑顔で音楽を楽しむ様。 それぞれが醸し出す暖かい空気感の中から生み出される素晴らしい音楽。
Terryさんの一つ一つのフレーズから生み出されるswing感はどうしてこんなにも心地よいのでしょうか… 本当に魅力的な演奏です。
Clark Terry(クラーク・テリー)さんの解説コンテンツ
私には語り得ない程、沢山の方がTerryさんのことを解説されています。 こちらの記事なども是非ご参考にしてください!
http://jazzclub-overseas.com/blog/tamae/2015/03/post-211.html
http://adliblog.livedoor.blog/archives/cat_50046286.html
Clark Terry(クラーク・テリー)さんの動画保管庫
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