もくじ
はじめに。
こんにちは!
けんちゃんです。
今回は、Adam Rapa(アダム・ラッパ)を紹介します!
アメリカの南北戦争に起源をもつ伝統的なドラム・コーをショーアップした全く新しいエンターテイメント、「ブラスト!」で一躍有名となり世界的なトランペットプレイヤーとなったのが彼です。
「ブラスト!」はマーチングバンド形式で多くの楽器を用いて“魅せる”こと、“楽しませる”ことにこだわったパフォーマンスを繰り広げ、ロンドン、ニューヨークのブロードウェイなど世界的なショービジネスの中心地で演奏をし評判を集めてきた集団です。(日本でも公演をしています)
オーディションを経て選りすぐられたパフォーマーの中で一躍輝いていた彼。
演奏者としてもピカイチですが、教育にも力をいれているようで教則本も出版しています。
アダム・ラッパ トランペット・レッスン 知られざる45の演奏テクニック(参考に池部楽器さんのリンクを貼ってます)
今回はそんなアダムラッパさんを紹介していきます!
私が考える彼の魅力ポイントとキーワード
私的に彼の魅力を3点にまとめてみると以下になります。
・随一の演奏者でありソリストで、技巧的な曲もハードルを感じさせずに情熱的で力強い演奏。
・縦横無尽に繰り出す広範囲の音域の音と、多彩で美しい音色。
・ズドンと力強く聴き手に訴えかける音の厚みとハイノートの神々しさ。
とにかく力強い!
徹底的にトランペットに向き合い続けているであろうその圧倒的な技術を土台とした素晴らしい音楽表現。
特に後に紹介する名演奏を聴いてもらえれば分かってもらえると思うのですが、トランペットという楽器の可能性とその素晴らしさを存分に感じられるプレイヤーです!
彼を表現するキーワードを羅列するとしたら、
・力強いハイノート
・縦横無尽の音域
・マーチング
・圧倒的な技術
・ソリスト
・ジャズ
・情熱的で力強いリズム感
・高速フレーズ
とかでしょうか?
Adam Rapa(アダム・ラッパ)の名演奏
Solo Por Hoy
Adamの演奏で一番好きな動画です!
トランペットでこんなにやさしく、力強い音が出せるものなのでしょうか?
音域も幅が広くずっと吹きっぱなしの中でも
一つ一つの音のニュアンスが繊細で、美しい!
トランペットという楽器の表現力がいかに可能性を秘めているかを見せてつけてくれる本当に素晴らしい演奏です。
Tales of Orient Express
マウスピースでの演奏から始まるのこの曲。
異国情緒あるイントロから一変。ブラスバンド的な金管とドラムの力強いビート。
安定のリズム感の中で繰り広げられる彼のソロフレーズは本当に音楽を支配していて、同じトランペット吹きとして憧れの演奏力と表現力です。
こちらはオーケストラバージョンでの演奏です。
Song for Jozak
こちらも大好きな曲の1つです!
大学2年の春休みにロサンゼルスに2ヶ月間、短期留学として行っていたのですが、その時に現地で何回も聴いていました。ものすごくエネルギーを沢山もらった曲です。
聴いていると自然とやる気と負けん気というか、壁があっても乗り越えようという気概が生まれてきます。
アメリカの空気とか、そのときに壁に感じて苦しんでいたこととかも思い出しますが、
そこに真摯に立ち向かう上でこの曲が与えてくれた影響はとっても大きかったなと思い出します。
ハリウッドのど真ん中にある古いホステル(現在はなくなっちゃいました)に泊まっていたので、
アメリカらしい空気の中、パンダエキスプレスという中華チェーンで買った弁当を食べていた記憶が蘇ります笑
こっちの演奏も最高です!
最後に。
今回は、Adam Rapa(アダム・ラッパ)を紹介しました。
これまでの人生の中で、彼の演奏には節目節目で大変エネルギーと活力をもらいました。
今回紹介した音楽は私が今まででとってもお世話になった曲たちです。
トランペットという楽器は難しいし、練習場所もあんまない。
ギターやピアノといったメジャーな楽器に比べると人口は少ない楽器です。
この楽器はすごいんだ、まじで最高の音楽を作り出せるんだ!
そんな自身と可能性、未来を感じさせ続けてくれたのが彼の演奏でした。今でもそうです。
今回紹介した音楽が、私と同じように活力をもらうきっかけになって
日々の生活で挑戦する礎となるきっかけになったら嬉しいです。
【Adam Rapa】動画保管庫
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