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元・ウィーンフィル首席奏者! 圧倒的な美しい音色で魅了するクラシック奏者
今回は、Hans Gansch(ハンス・ガンシュ)さんを紹介します! 1953年、オーストリアのニーダーエスターライヒ州出身。
ブルックナー音楽院を卒業後、1974年からリンツ・ブルックナー管弦楽団の首席トランペット奏者に。 1976年まで務めた後、1982年まではオーストリア放送交響楽団の首席トランペット奏者、1982年からウィーン国立歌劇場とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のトランペット奏者となり、1985年からはウィーン・フィルの首席を務めました。
Hans Gansch(ハンス・ガンシュ)さんの名演奏
Alpine Symphony(アルプス交響曲)
最初に紹介するのはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、Alpine Symphony(アルプス交響曲) です。
弟のThomas Ganschさんが「伝説的名演。トランペッターは是非観て欲しい!」と投稿している動画で、VHSファイル映像と音質はあまり良くないですが、最高の音楽を味わうことができます。
Soloを聴きたい場合は19:57~、21:57~ごろに飛ばしてみてください!
この演奏は1994年ですが、2年後同じく小澤征爾指揮で1996年3月に行われた『アルプス交響曲』のレコードを最後にganschさんはウィーン・フィルを退団したそうです。
Share My Yoke
次に紹介するのは、European Brass Ensembleでの演奏で「Share My Yoke」です。
原曲は賛美歌の楽曲で、Ganschさんの素晴らしい音色と響きでどこか宗教的な、敬虔な気持ちが湧き上がってくるとっても神々しい演奏になっています。
コルネットの響きって本当に人の声に近く、優しくてこういう曲だとその良さが前面に出て最高ですね…
A Night In Tunisia
最後はArt of Brass Viennaという金管五重奏で演奏されている「A Night In Tunisia」です。
クラシカルな響きで美しいフレーズで歌い上げるGanschさんの演奏がすごく魅力的です!
クラシックの世界に入る前はビアガーデンなどで軽音楽を演奏し、なんとなくビックバンド奏者になりたいとも思っていたようで、まさにその当時の積み重ねもあると思われる、本当にかっこいい演奏です。
弟のThomas Ganschさんの影響もあるのかもしれないですね。
Hans Gansch(ハンス・ガンシュ)さんの動画保管庫
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