もくじ
トランペット上達までの壁はモチベーション管理
トランペットという楽器は管楽器の中でも、上達までの道のりが比較的長いです。
楽器の特質上、高い音を奏でるパートを音楽として担うことが多く、金管楽器の中でも音を出すという行為で苦労をしやすいです。
その分、とっても魅力的な音色を奏でられるのが魅力なんですけれどね。
音を出す。
音楽する前の部分でトランペット奏者は上達するまでに壁にぶち当たります。
よほど好きな気持ちがあったり、部活などで比較的に時間が継続的にかけやすい環境にない場合にはこの壁と対峙するとモチベーションが下がる傾向が高いです。
社会人は忙しい合間を縫って練習をコツコツすることになるので、なおさらこれはものすごい敵になるでしょう。
それでも独学したいという方はこちらの記事も参考になると思います!
このモチベーション低下をどうやって乗り越えるか? は、トランペットを独学で取り組もうとされている方にとってはとても重要な問いです。
この記事では、独学+初心者の方がなんとか継続的に練習し、このモチベーション低下を乗り越えるためのアイデアを紹介します。
私自身、高校1年目の時に実際にやっていたことで効果的だったなというものを紹介します。
何事においても最初の立ち上げ期が一番苦しく難しいです。
ですが、ここを乗り越えると、トランペットという魅力的な楽器で音楽を楽しめる道が切り開かれます。
そうなるととっても楽しいですよ。
トランペットほぼ独学+初心者の高校時代にやっていた練習曲を用いた練習方法
トランペットを初心者から始めた場合、ほとんどの場合は数個の音がなんとか出せるというような状況でしょう。
無理矢理ならば1オクターブ間の音をそれぞれ出すことができるが、それらがまだまだ形になっていないような感覚ですね。
部活で吹奏楽部などで取り組む場合は、全然合奏などには携われず、音楽できないことにもどかしさを感じてしまうでしょう。
ハーモニー練習で出せる音は出すということもやれることはあるでしょうが、全然ハーモニーにならずに苦い思いをするかもしれません。
音を出せるという楽しみが続くのは1,2週間で、上記のような場面が続くとなかなかにモチベが上がりません。継続的に練習を積み重ねたとしても、音が少しずつ出しやすくなる程度で、音楽を楽しむというステージにはいきにくいからです。
吹奏楽部とかだとこれは修行の時間だとして、苦痛だけれどマウスピースで音を出す練習をしたり、ひたすらに出せる音でロングトーンなどをしたりすることでしょう。
これらは最後の章で書くように重要ではあるのですが、継続的に練習するためのモチベの火を燃やし続けることには貢献してくれません。
では、どうしたらよいのか?
私なりにこの初心者時代の苦痛を乗り越えるための策が、練習曲で基礎練習することでした。
私が当時で満足に出せた音がチューニングBフラットの下のC(ド)、D(レ)、Eフラット(ミフラット)、F(ファ)でした。
この当時に練習していたのは、「かえるの歌」でした。
それ以外にはアメージンググレイスなどですね。
こう言った曲でふける部分を練習して、出せる音で楽器で歌うことを楽しんでいました。
並んでいる音だけだと、基礎練と大きな差はありません。
ですが、音楽的に吹こうという気持ちにさせてくれる練習曲という形で音を練習すると、同じ基礎練であっても「あ、着実に成長している!」という気持ちにもさせてくれるのでとてもおすすめです。
1オクターブほど出せるようになってきたら、以下のような練習曲本を買ってみて、気になる楽曲を選んで演奏できるようになるのを目標にしてみるとよいでしょう!
私はジブリが大好きなので、隣のトトロやもののけ姫などの楽曲をふけるようになることを目標として日々練習していました。
継続して練習するためにこう言った目標があるだけでも全然練習の質は変わります。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
練習曲はあくまで彩り。大事なのは地道な基礎練習
とはいえ、練習曲はあくまで彩りです。
練習曲は着実に練習を進めるための松明になるものでしかなく、本当にトランペットを楽しくしてくれるのは地道な基礎練習です。
この地道な基礎練習を適切にやること。
それも実はとっても難しいのです。これはどんな領域においても言えることかもですが。。。
私個人の考えでは、初心者の時ほど、適切な講師の人に学び正しい練習方法を学ぶべきであると考えています。
なぜなら、間違って練習を続けた場合の悪影響が大きいからです。
悪影響が大きいだけでなく、よくない演奏方法でも「音が出てしまう」という厄介さがあり、音が出ているからこのままでいいかも!という間違った観念を作り出すことにもつながります。
トラ道では、長倉さんや高垣さんといった方の練習方法についてまとめています。
ぜひご覧になってみて、興味を持ったらぜひ門戸を叩いてみてください。
私が高校生のときに戻れるのであれば、絶対にやるのは最初から適切に教われる方に師事をして、基礎を着実に積み上げることです。
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